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【熟成酒×NFT】年月とともに酒の旨味とNFTの価値が成長する、新たな熟成酒の楽しみ方へ
- Aged SAKE
- Feature
- Project
2023年春より、日本各地の酒蔵が「熟成酒」を中心にNFTで新たな日本酒の楽しみかたを始めます!
世界に広がる「Japanese-Sake」。
その最高峰の味を『育てる』NFTの魅力をご紹介します。
世界に広がる日本酒
日本酒はこれまで名前のとおり日本で製造・消費されてきましたが、近年は国外でも多く楽しまれるようになってきています。2022年度の輸出額は約475億円で13年連続成長。出荷数量の35,895キロリットルは、まもなく国内消費量と肩を並べるくらいに伸びてきています。
コロナ禍で低迷した経済活動が回復したことや、輸出・流通時の品質管理が各国で普及されたことが大きく作用していますが、その他にも海外で『日本酒=高級酒』として認識され始めていることが理由として挙げられます。
そして輸出される日本酒の中で特に成長著しいのが、熟成酒を始めとしたプレミアム商品なのです。
熟成酒とは?
『熟成酒』とは、「満3年以上蔵元で熟成させた、糖類添加酒を除く清酒」のことで、鎌倉時代の文献に登場していることから日本古来より楽しまれてきたお酒と言えるでしょう。
熟成することによって、酒は透明色から琥珀や黄金など美しい色味を帯びます。完熟した果実のような芳醇な薫りを放ち、味になめらかさと深みが生まれ、どっしりとした時間の重みを感じる日本酒へと変化します。
また、味だけではなく熟成酒(古酒)は新酒よりも体によいとされています。長期間寝かせることにより、アルコールと水の結合が進むことでエタノールの分解が早くなり、悪酔いや二日酔いをしにくいのが大きな特徴となっています。
熟成酒×NFT 保有する楽しみと実際に嗜む楽しみをNFTで
そこで今回日本各地、複数の酒蔵が中心となって企画したのは、『自分だけの熟成酒を保有する権利が付与されたNFT』です。
各酒蔵が熟成酒に適したお酒を限定的に熟成酒NFTとして発行することで、ユーザーはNFTによって所有権を得ることができ、実物は酒蔵が管理する環境で熟成を進める事が可能です。
長期間保有することで価値が上昇する、という点で、熟成酒とNFTの相性は最高と言えるでしょう。じっくりと時間をかけてNFTを保有することで、熟成酒の価値が上昇し、それに伴ってNFTの価値も上昇します。
保有後、NFTの権利を行使して自分が『育てた』熟成酒を手元に取り寄せて愉しむという選択はもちろんのこと、価値が『育った』状態のNFTを他者に販売するという投資としての選択も可能です。
このように、遊び心と楽しみをベースに様々な国の人が熟成酒NFTを育てることで、日本酒そのもののブランド化と、日本文化の発信につながっていくと考えています。
特徴
・自分で保管、管理することなく、熟成酒を保有することができる。
・権利確定している日本酒の引き換えを実行すれば、実物の熟成酒を手に入れて飲むことができる。※1
・NFTの2次流通が開始した際は保有権付きのNFTがトレード可能に。※2
※1 1NFTに対応する熟成酒は1本のみのため、権利実行は1NFT1度のみ。
※2 HINATAで取り扱われるNFTの2次流通は年内開始予定ですが、開発状況やNFT市場の状況によって時期は変更される可能性があります。
NFTが販売開始しました!
(2023/08/25 更新)
「熟成酒NFT」の販売が2023年8月より開始いたしました!
参加酒造と商品の一覧は以下のページからご確認ください!
「熟成酒NFT」の詳細は、4月以降公式ページの更新と合わせて発表いたします。
以下のページで事前登録していただくと、ご登録のメール宛に先行情報などをお届けしますので、ご活用ください。
NFTプラットフォーム「HINATA」(2022年1月11日公開)