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多様性とアートの最前線・ニューヨークの街を飾るSAORI KANDAの愛と平和へのメッセージをNFTに

Art | 2024.01.17

Text by Hinata official

  • Feature
  • KandaSaori
  • Project

“SELF LOVE for WORLD PEACE”

 ニューヨーク(NY)は様々な人種と価値観が行き交う多様性の街であり、世界のアートの発信地であり、人権の尊さを世界に訴える国連本部のある、人類愛と平和の最前線の街といえます。

 そのNYの第一線で活躍するアートキュレーター・佐藤恭子によって、10月27日と28日にNY・タイムズスクエアの複数のスクリーンを使用したアートプロジェクトが展開されました。
 このプロジェクトでは、「TIMES SQUARE TWIN SCREEN」や「TIMES SQUARE I LOVE NEW YORK SCREEN」など、エリア内で最も注目を集める複数のスクリーンに、SAORI KANDAが提唱する「SELF LOVE for WORLD PEACE」をアートとして映し出しました。

NFTによって永遠に輝く愛と平和の祈りへ

 NY・タイムズスクエアを飾ったアート作品は、HINATAにより特別な記念品としてNFT化されました。

 今回のプロジェクトは、「自分を深く愛することで内なる愛の源を育む。内から溢れ出る愛によって、真に他者を愛し、愛の循環を生み出すことができる。今こそ、セルフラブが世界平和につながっていることを伝えたい。」という大きな思いが込められています。

 NYという「愛と平和と多様性」とアートにとって重要な街を彩ったSAORI KANDAのメッセージは、短期的な発信ではなく、持続的に伝え続けることが重要と我々は考えます。一時的な輝きに終わらせず、感動を残し続け、伝え続けるために、今回のプロジェクトで映し出されたアート作品をNFTとして半永久的に保存することを決定しました。

 本プロジェクトは”SELF LOVE for WORLD PEACE”、つまり1人1人のセルフラブが世界平和につながることを本旨としていることから、世界平和への貢献として販売収益の一部は国連UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)に寄付されます。

NFT作品「SELF LOVE FOR WORLD PEACE」

【佐藤恭子】

ニューヨークを拠点に活動するキュレーター。朝日新聞社と共同で「メトロポリタン美術館古代エジプト展 女王と女神」(2014年、東京都美術館と神戸市博物館で開催)を実現。2016年に小松美羽のニューヨーク初展示を手掛ける。前衛的な展示で知られるニューヨークのアートスペース、ホワイトボックスにアジア部門を創立。2018年から2021年までそのディレクターを務め、草間彌生、オノヨーコ、久保田成子、千住博、村上隆、杉本博、松山智一ほか55人の日本人を展示した歴史的な「A Colossal Word: Japanese Artists and New York, 1950s-Present」や「HirokoKoshino: A Touch of Bauhaus」(2018年)を開催。2023年、米マガジンJapan Contemporariesを創刊し、編集長を務める。

Kyoko Sato HP:https://www.kyokosato.com/
Japan Contemporaries:https://www.japancontemporaries.com/


SAORI KANDA

“魂の悦びの解放”をThemaに生き様そのものを表現とする現代アーティスト。
2020年より “女神解放” “エロス解放”をテーマとした作品シリーズをスタート。死生感に於ける命の源としての”性”に向き合い、自らを愛し直すことの重要性を作品に込めて写真、舞踊、絵画、音楽、映像、詩作など多岐にわたる手法で表現活動を行う。また、肉体そのものを表現メディアとする” 踊絵師 “として世界各国のセレモニーやフェスティバルに出演し、その土地と出逢った方々のエネルギーを受け取り、儀式として祷をこめてキャンバスに現し続ける。

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SAORI KANDA

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