Magazine
無料でプレイできるメタバースサービス7選!ゲームからビジネス向けまで様々な利用方法を紹介
- Information
ニュースやCMなどで『メタバース』という言葉を耳にする機会が増えています。
日本国内でも大手企業が次々と参入しており、今後も多くのサービスが展開されていくことが予想されていますが、「仮想通貨が必要なのかな?」「一気にいろんなサービスが出てきて、どれがいいのかわからない」など、初心者にはなかなかハードルが高いと感じた人も多いのではないでしょうか。
ここでは、メタバースにとりあえず触れてみたい人にもおすすめの『無料で遊べるメタバースサービス』をご紹介します。
目次
無料で遊べるメタバースサービス7選
- Cluster(クラスター)
- The Sandbox(サンドボックス)
- FORTNITE(フォートナイト)
- Decentraland(ディセントラランド)
- Everdome (エバードーム)
- XR World
- Meta Horizon Workrooms
1. Cluster(クラスター)
サービス名 | Cluster(クラスター) |
運営会社 | Cluster Labs Inc. |
対応デバイス | PC、スマートフォン、VR |
NFT対応 | × |
公式URL | https://cluster.mu/ |
Clusterは、人工知能を使用した3Dワールドを構築することができるプラットフォームです。
アカウント登録のみで誰でも利用でき、非常に手軽にメタバースを体験できます。
ユーザー1人1人がひとつのワールドを持ち、様々な種類の3Dオブジェクトや、機能を使用して作り上げた3Dワールドを他のユーザーと共有することが可能で、PC、モバイルデバイス、VRヘッドセットなど複数のデバイスでアクセスすることができます。
ClusterはMetaverseの中でも、3Dワールドを自由自在に操作し、自分だけの世界を作成することができるサービスの1つであり、Metaverseの中でのコミュニケーションや、イベント、ライブ、ビジネスなど幅広い用途に利用することができます。
2. The Sandbox(サンドボックス)
サービス名 | The Sandbox(サンドボックス) |
運営会社 | Animoca Brands |
対応デバイス | PC、スマートフォン、VR |
NFT対応 | ○(Ethereum) |
公式URL | https://sandboxgame.online/ |
The Sandboxは、ブロックチェーン技術を使用した3Dワールドを構築することができるプラットフォームです。
メタバースサービスの中でも、ブロックチェーン・NFTを使用することで、かなり自由自在に3Dワールドを構築することができると評価されています。
Cluster同様、自分だけの3Dワールドを作成して他のユーザーと共有することができますが、最大の特徴は土地や物品などがNFTであることです。
メタバース不動産などの、NFTと関連付けた商業活動も多く展開されていることでも有名で、avex、SQUARE ENIX、SHIBUYA109といった日本の大企業・商業施設が続々参入していっています。
個人でも様々な経済活動ができることから、稼げるメタバースの筆頭と言えるかもしれません。
こちらもスマートフォン、PC、VRなど様々なデバイスで利用することができます。
3. FORTNITE(フォートナイト)
サービス名 | FORTNITE(フォートナイト) |
運営会社 | Epic Games |
対応デバイス | PC、スマートフォン、VR、コンソールゲーム機 |
NFT対応 | × |
公式URL | https://www.epicgames.com/fortnite/ja/home |
Fortniteは、Epic Gamesによって開発されたゲームで、本来は島の中で生き残りをかけて戦うバトルロワイヤルゲームですが、クリエイティブモードでユーザー一人ひとりが自由なステージ(島)を作ってフレンドを招待できることから、メタバースサービスとしての側面も注目されています。
2020年8月7日には、シンガーソングライターの米津玄師さんがFORTNITE内でメタバースライブを開催したことでも大きな注目を集めました。
Fortniteは、メタバースの中でも大人気ゲームの1つであり、世界中でプレイされており、eスポーツの大会などにも使用されています。また、Fortniteはゲームだけでなく、音楽、ファッションなど、様々なカルチャーとも結びついていると言われています。
4. Decentraland(ディセントラランド)
サービス名 | Decentraland(ディセントラランド) |
運営会社 | なし(DAOによる運営) |
対応デバイス | PC、スマートフォン、VR |
NFT対応 | ○(Ethereum) |
公式URL | https://decentraland.org/ |
Decentralandは、ブロックチェーン技術を使用した3Dワールドを構築することができるプラットフォームです。
自分だけのワールド(LAND)に様々な種類の3Dオブジェクトを配置して、ゲーム、アニメ、アートなどを作成することができます。
特徴的なのは、ゲーム内通貨「MANA」を使って経済活動ができることで、「MANA」でゲーム内のアイテムや土地をNFTとして販売することが可能です。
「MANA」は課金することで得られるため、経済活動を行う場合は無料でのプレイとはいきませんが、他人のLANDを訪問したり交流するだけであれば無料で楽しむことができますので、まずはメタバースの空気に触れてみたい人や、気に入ったら活動を広げたい人にはおすすめです。
5. Everdome (エバードーム)
サービス名 | Everdome (エバードーム) |
運営会社 | Everdome |
対応デバイス | PC、スマートフォン、VR |
NFT対応 | ○(BNB Chain) |
公式URL | https://everdome.io/ |
Everdomeは、火星を舞台にしたプラットフォームです。
火星という舞台の新しさはもちろんですが、最大の特徴は超美麗なグラフィック。
これまで多くのメタバースではディフォルメされたアバターや簡易的なオブジェクトが多かったのに対し、Everdomeはリアルな人間、リアルな風景が表現されているため、他のメタバースでは味わえない没入感が得られること間違いなしです。
最高品質のグラフィックで自分だけの火星生活を作り上げることができ、しかもスマートフォン、PC、VRなど様々なデバイスで楽しむことができます。
せっかくなら最高の映像美で新たな世界を楽しみたい!という人にはぴったりなメタバースとなっています。
6. XR World
サービス名 | XR World |
運営会社 | docomo |
対応デバイス | PC、スマートフォン |
NFT対応 | × |
公式URL | https://official.xrw.docomo.ne.jp/ |
XR WorldはNTT docomoが運営しているメタバースで、CMで見かけたことがある人もいるかもしれません。
アバター同士でコミュニケーションをとったり、コンテンツを閲覧することがメインのメタバースで、アバターを選んで既存の3Dワールドに参加するだけなので手間がなく手軽に楽しめるのが特徴です。
日本人に馴染み深い可愛いキャラクターをアバターとして使えますし、今後交流面の機能が強化されていくそうなので、新たな友達を見つけたり、ファンコミュニティの拠点としても利用できるかもしれません。
dアカウントを持っている人なら、新規で登録する手間すらないので、とりあえずメタバースを体験してみたいという人におすすめです。
7. Meta Horizon Workrooms
サービス名 | Meta Horizon Workrooms |
運営会社 | Meta |
対応デバイス | PC、スマートフォン、VR |
NFT対応 | × |
公式URL | https://www.meta.com/jp/work/workrooms/ |
Meta Horizon Workroomsは、ビジネス向けの仮想空間を提供しているサービスで、リモートワークや在宅勤務をする人々が、仮想空間で会議やミーティングを行うことができます。
Meta Horizon Workroomsは、3Dグラフィックスで仮想空間を構築し、ビデオ会議やスクリーン共有などのコミュニケーションツールを使用することができます。また、このサービスは、PC、モバイルデバイス、VRヘッドセットなどでアクセスすることができます。
近年リモートワーク化が急速に進んでいますが、Zoom疲れという言葉もあることからWebカメラ主体のリモートワークは仕事のパフォーマンスが落ちると言われているため、Meta Horizon Workroomsをはじめとしたメタバースオフィスはそのような問題の解決策として期待されています。
ビデオ参加を含めると最大50名まで無料で参加できるため、企業規模によっては無料でリモート環境を整備することもできるかもしれません。
気軽にメタバースの世界へ飛び込もう
今回紹介したサービスはどれも無料で始められるものばかりです。
メタバースはまだまだ飛躍が期待されるジャンルで、毎日のように新たなサービスや情報が発表されていますので、今のうちに無料でメタバースそのものを体験しておけば、今後面白そうなサービスを見つけたときにスムーズに始められると思いますよ。
NFTとAIについて日々勉強中。デジタル作品はもちろんですが、リアル×NFTの持つ無限の可能性に注目しています。
ちょっと難しいNFTやブロックチェーン分野だからこそ、わかりやすく、親しみやすい内容でご紹介できればと思います。