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【AI×イラストレーター】日本のコンテンツ文化を”2.5次元”で支える
- Project
アニメ、漫画やwebtoon、スマートフォンアプリやカードゲーム、広告、動画、商品パッケージ――。
日本の文化や生活の中には、探すまでもなくシーンを問わず多くのイラストが活用されており、その数やクオリティーは、いまや世界中が知るジャパンカルチャーと表現しても過言ではないでしょう。
一見すると華々しいコンテンツ文化ですが、その影には多くの問題が潜んでいることはご存知でしょうか。
イラストクリエイティブが直面している問題
イラストがいろんな用途で使われる機会が多いコンテンツ文化は、クリエイターにとって嬉しいことなのでは?と思う方も多くいるでしょう。
実際そういった側面もありますが、クリエイター側から見るとまた違った事情が見えてきます。
例えば、報酬に見合わない作業量やクオリティを求められることや、寝ずに描いても間に合わないような納品スケジュールをこなさなければならないことも実情としては起きています。どんなコンテンツやプロダクトにもイラストが当たり前にあるせいで、「イラストレーターなら簡単にあっという間に見栄えのよいイラストを作成できるはず」と考えているクライアントも多く、これはコンテンツ文化に日常的に触れている弊害とも言えます。
また、やりがい搾取や実績を人質に苦しいオファーを受けるクリエイターも少なくありません。余裕がない状態だとしても「数多いるクリエイターの中から選んで声をかけてくれたのだから……」「難色を示したら、すぐに他のクリエイターに乗り換えられてしまうから……」と、受注してしまうのも無理はないでしょう。
このような状態で、コンテンツ文化が持続的に発展することは可能でしょうか。
日本のアニメーターが減って海外にアウトソーシングされていったことと同様に、いずれは日本のイラストレーター業界も先細っていくのではないでしょうか。
”2.5次元”のAI背景でクリエイターを助けたい
あらゆるクリエイティブを応援するプラットフォームとして、この課題に一石を投じたい。
そう思った我々「HINATA」は、AIとクリエイターの融合ユニットである2.5次元イラストレーターの商用利用可能・加工自由な背景素材NFTプロジェクトを企画しました。
NFTを購入された方は、この背景イラストの元データであるPSDデータをダウンロードでき、NFTとしての所有権のみならず、データ改変から商用利用まで幅広い権利を獲得して利用することが可能です。
AI生成画像をベースにしているため、多様な描写を下地に、限りなく少ない負担で様々なシーンの背景を彩ることが可能であり、一般的な素材と違い1点ものなため、他クリエイターのイラストとかぶることが絶対にないことも安心して使えるポイントかと思います。
AI背景をクリエイターの皆様に利用していただくことで、最終的にはクリエイターの工数を大幅に軽減できる可能性があると考えています。
『2.5次元イラストレーター』については、こちらの記事をご覧ください。
記事:【AI×イラストレーター】新たなクリエイティブの形へ
https://www.official.hinata-nft.com/ai_illustrator/
今後も「HINATA」は創作活動を応援します!
クリエイターひとりひとりが心から楽しんで生み出される創作物が、世界に誇る日本のポップカルチャーやコンテンツ文化の原動力であり、だからこそ人々を魅了していくのでしょう。
デジタル作画やペイントツールが普及して爆発的に創作活動人口が増えたように、NFTというツールで創作活動を新たなステージへと押し上げたい――。
私達「HINATA」は、今後もNFTを利用した様々なかたちでクリエイターの皆様を応援・支援して参ります。
AiHis & AiShe
AI+人間という新たな形の”2.5次元”イラストレーターユニット。
プロフィール画像もAIによるもの。
恐竜やコンセプトアートといったロマン系イラスト(本人談)をメインとするAiHis(アイヒズ)と、キャラクターものメインのAiShe(アイシー)、そして日々成長を続けるイラスト生成AI。
それぞれが得意とする能力を提供することによって、作品を創り上げていく。
目下、AIに名前をつけてあげることが最初の目標とのこと。
NFTプラットフォーム「HINATA」(2022年1月11日公開)