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【大注目のNFTトレカ】特徴や売買方法、今後の展望まで徹底解説!
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テレビ番組でも目にすることが増えたNFT。1枚のアートに億単位の価格がついたという話題もあり、コレクターだけでなく投資家の間でも話題になっています。
そんなNFTとトレーディングカードが合わさった「NFTトレカ」は、国内での導入事例も増加中です。
この記事では「NFTトレカ」について、特徴や具体例、買い方、今後の展望を徹底解説します。
1.NFTトレカとは?
NFTトレカとは「NFTの仕組みによって、唯一無二が証明されているトレーディングカード」です。
トレーディングカードはアニメキャラやアスリート、アイドルなどをモチーフにしたもので、紙に印刷されたカードだけでなくデジタル版もあります。NFTトレカは後者の「デジタル版トレーディングカード」をNFT化したものです。
NFTとはNon-Fungible Token(ノンファンジブル トークン)、日本語にすると非代替性トークンといい、ブロックチェーン技術を活用して、デジタルデータに「改ざんされないシリアル番号」を付ける技術を指します。
このNFTによって、かつては簡単にコピーができて、唯一無二を証明することが難しかったデジタルデータが希少価値を持つようになりました。NFTトレカも例外ではなく、1,000万円以上の値がついているケースもあります。
NFTトレカの金銭的な価値を上げる要因が、オークション販売や転売が可能なことです。人気の作品ほどオークションで値段が上がり、転売が繰り返されることで金銭的価値も上がっていきます。
一方、今までのトレカと違う特徴のひとつとして、NFTトレカでは作者が転売利益を受けることも可能です。販売する時に、あらかじめ「転売額の○%を報酬として受け取る」といった設定が可能なため、転売されても利益を生む仕組みになっています。
NFTトレカの特徴をまとめると、次の5つです。
- NFTの仕組みによって唯一無二を証明できる
- 人気作品やブランド価値のあるものは高額
- 固定価格のほかにオークションや転売も可能
- 作者が利益を得つづける仕組みも用意されている
- ブロックチェーン技術によって透明性が保たれている
2.NFTトレカの種類と具体例
NFTトレカの種類はさまざまですが、本記事では以下のアイドル・スポーツ・ゲームの3つのジャンルに分けて具体例をご紹介します。
(1)NFTトレカ(アイドル)
①SKE48
人気アイドルグループ『SKE48』のNFTトレカは、これまでに3シリーズが販売されています。
松井珠理奈さんと高柳明音さんの卒業コンサートの際には「おでかけNFTシリーズ」という限定販売もありました。
初回販売数100枚ということもあり、SKE48のファンだけでなく、NFTコレクターの間でも大きな注目を集めた作品です。
リリース当初の売り出し価格は、カード単品と5枚入りパックの2種類で1,000円です。現在はCoincheck NFT(β版)で、出品されているものもあります。
②ももいろクローバーZ
週末ヒロイン『ももいろクローバーZ』は、「10周年記念東京ドームLIVE」がテーマのメモリアルNFTトレカを販売しています。
トランプをモチーフにした全52種類のカードで、1パック10枚入りが2,288パック限定で販売されました。
購入者特典として、メンバー直筆のサインや22枚以上集めた人には「ジョーカー」のプレゼントがあるなど、ファンにはたまらない作品です。
現在はマーケットプレイス「OpenSea」にて、販売価格0.03ETHで出品されています。
(2)NFTトレカ(スポーツ)
①PLAYBACK 9
『PLAYBACK 9』は日本プロ野球『横浜ベイスターズ』のプレイシーンを作品にした、球団公式のNFTトレカです。
試合映像をNFTトレカにしているため、試合の名シーンや観戦した試合を集めて、自分だけのコレクションが作れます。
販売期間や発行上限が設定されており、希少価値を高める狙いもあるようです。
新作の購入は公式サイトから申し込みができ、出品や出品されている作品の購入はマーケットプレイス「LINE NFT」からできます。
②NBA Top Shot
『NBA Top Shot』は北米プロバスケットボールリーグのNBAから、公式販売されているNFTトレカです。試合のハイライトをNFTにしたもので、スター選手の活躍を切り取ったNFTをコレクションできます。
カードにはCommon、Rare、Legendaryと3種類のレア度が設定されており、パッケージに何が入っているかはランダムです。パッケージの値段は$9〜$999と幅広く、最も高いパッケージにはLegendaryが含まれています。
Legendaryの中でも高額なものは1,000万円以上の値がつき、NBAファンだけでなく投資家からも注目されている作品です。
またNBAのファンコミュニティを活性化させるために、さまざまなエンタメ要素を取り入れています。たとえば購入時には、オンラインの店頭に並び抽選が行われ、ユーザーは実際の店舗で買っているかのような体験ができます。
公式サイト内ではパッケージの購入や、マーケットに出品されている作品の購入が可能です。
(3)NFTトレカ(ゲーム)
NFTトレカを活用したゲームは、NFTゲームやブロックチェーンゲームとも呼ばれています。ゲーム内アイテムのNFTトレカを売買したり、換金したりできるため、ゲームで稼げるとあって大注目のジャンルです。
①CryptoSpells
日本発の『CryptoSpells(クリプトスペルズ)』は、デッキを組んで対戦するカードゲームです。
ゲームの仕様は、アプリで遊ぶ従来のカードゲームとさほど変わりません。しかしカードがNFTトレカになっているため、売買できてレア度の高いカードには10万円以上の値がつくこともあります。
さらに特徴的なのが、別のゲームでもNFTトレカを使用できる点です。たとえばCryptoSpells内のNFTトレカを、MyCryptoHeroes(マイクリプトヒーローズ)というゲームに移すことができます。
そのゲームの使用に合わせてNFTトレカも変換されるため、自分のコレクションでさまざまなゲームを楽しむことが可能です。
CryptoSpellsのゲーム自体は、AndroidやiOSアプリが用意されているので無料で遊べます。
②Sorare
SorareはサッカーをテーマにしたNFTトレカで、スポーツジャンルでもありゲームジャンルでもあります。
その特徴は、サッカー選手のNFTトレカをコレクションするだけでなく、実際の試合とゲーム内のスコアが連動する点です。
自分が持っているNFTトレカの選手が、試合に出場するとSorare内のポイントがもらえます。さらにポイント獲得の上位に入ると暗号資産のイーサリアムがもらえるので、ゲームを通して稼ぐことも可能です。
それぞれのNFTトレカにはレア度が設定されていて、よく試合に出る選手や知名度の高い選手ほどレア度も高くなります。
ゲーム内でポイントや暗号資産を稼ぐだけでなく、NFTトレカをトレードすることも可能です。
3.NFTトレカの始め方 買い方・売り方の手順
NFTトレカの買い方は次の4ステップです。
- NFTマーケットプレイスの選定
- 暗号資産取引所で口座を開設
- ウォレットを作成して暗号資産を入金
- NFTトレカを購入
以下で、それぞれを詳しく解説します。NFTトレカを買ったあとに売る方法も解説しているので、NFTトレカを始める際は売り方も確認しておきましょう。
(1)NFTマーケットプレイスの選定
NFTを購入するならマーケットプレイスの利用が欠かせません。
マーケットプレイスとは、NFTトレカやNFTアートを売り買いする場所で、国内外さまざまなサービスがあります。マーケットプレイスごとに作品数や手数料が違うため、選ぶ際はサービスの特徴をおさえておきましょう。
おすすめの3つを以下の表にまとめました。
おすすめのNFT マーケットプレイス | 特徴 | 利用するときの注意 | 手数料 |
---|---|---|---|
HINATA | ・他のマーケットプレイスに比べ 手間が少ない ・クレジットカードでNFTトレカを 購入できる ・デジタルアート、ゲームなど 種類が豊富 | ・暗号資産での購入は未対応 (順次対応予定) | ・販売手数料:要問い合わせ ・決済手数料:3% (クレカ決済の場合) |
Coincheck NFT (β版) | ・暗号資産の売買もできる ・コインチェック口座があれば 誰でも利用可能 ・ゲームジャンルの取り扱いが多い | ・暗号資産での購入しかできない ・Coincheckユーザーのみ利用可能 | ・販売手数料:10% ・出庫手数料: 0.01ETH〜 |
OpenSea | ・最大手のマーケットプレイス ・世界中から出品があるため 作品数が多い | ・購入までの手順が多い ・海外サービスで日本語対応して いない ・著作権などがグレーゾーンの 作品もある | ・販売手数料:2.5% ・決済手数料:需要によって 変動(ガス代) |
(2)暗号資産取引所で口座を開設
NFTトレカの購入は多くの場合、暗号資産が必要です。暗号資産取引所の口座を開設して、購入に必要な種類の暗号資産を準備しましょう。
暗号資産取引所とは名前の通り「暗号資産を売り買いする場所」ですが、保管しておくための場所でもあります。たとえば日本円なら銀行口座に、株式なら証券口座に保管するように、暗号資産にも専用の口座が必要です。
国内の暗号資産取引所で、おすすめの3つを以下の表にまとめました。
おすすめの 暗号資産取引所 | 特徴 | 利用するときの注意 | 手数料 |
---|---|---|---|
Coincheck | ・アプリダウンロード数No.1(※1) ・500円から購入できる ・マネックスのグループ会社 | ・取引所ではイーサリアムの 取引ができない(販売所では取引可能) | 販売所手数料:無料 取引所手数料:0.0% |
bitFlyer | ・ビットコイン取引量6年連続No.1(※2) ・1円から購入できる ・Tポイントで購入できる | ・銀行振込手数料が高い (住信SBI銀行以外は330円かかる) | 販売所手数料:無料 取引所手数料: 0.01〜0.15% |
GMOコイン | ・取り扱い銘柄数が国内No.1(※3) ・最短10分で口座開設が可能 ・100円未満からの購入もできる | ・取引所の手数料が高い | 販売所手数料:無料 取引所手数料: 0.05〜0.09% |
※2:Bitcoin 日本語情報サイト調べ。国内暗号資産交換業者における 2016 年 〜 2021 年の年間出来高
※3:JVCEA 「取扱暗号資産及び暗号資産概要説明書」をもとに算出
ちなみに国内の暗号資産取引所では、クレジットカードでの購入はできません。価格変動や投機のリスクが高く、クレジットカード会社が禁止しているためです。
(3)ウォレットを作成して暗号資産を入金
ウォレットとは暗号資産を入れておく、デジタルの財布です。送金や入金もできるためATMのような役割もあります。またNFTの種類によっては、ウォレットにNFTを保管しておくことも可能です。
暗号資産が必要なマーケットプレイスを利用する場合、ウォレットを接続して購入します。
ウォレットにもさまざまな種類がありますが、知名度が高く利用者も多いのは「MetaMask(メタマスク)」です。
MetaMaskに設定されているアドレス宛に暗号資産を入金し、マーケットプレイスに接続すればNFTトレカを購入できるようになります。
(4)NFTトレカを購入
マーケットプレイスでNFTを購入する方法は2つあります。
- 出品されているものを提示価格で購入
- オークション出品されているものを落札
出品者が決めた価格で購入する場合は、固定価格のため作品を選んで購入するだけです。ただし手数料(ガス代)がかかるため、出品価格以上の暗号資産を、ウォレットに入れておく必要があります。
オークション形式の場合、価格が上がると手に入らない可能性もありますが、作品によっては安く買えるケースもあります。
なお、NFTを購入するときは、実際には価値がないコピー品でないか(公式から販売されているものか)確認しましょう。HINATAやCoincheck NFTは、承認されたものしか販売されていないので心配はいりませんが、OpenSeaは世界中から作品が集まっているので注意が必要です。
(5)NFTトレカを売りたいときは…
NFTトレカを売る方法は次の2つです。
- 価格を決めて出品する
- オークション形式で出品する
いずれも暗号資産で代金を受け取るため、マーケットプレイスにウォレットを接続する必要があります。また日本円に換金するには、ウォレットから暗号資産取引所へ送金して、暗号資産を売るという手順が必要です。
注意点としては、暗号資産で価格が決まることです。比較的、安定した法定通貨(日本円や米ドル)と違い、売った直後に暗号資産の価格が下がる場合があります。
反対に有名なコレクターや投資家が購入した場合、一気にNFTトレカの価格が上がることもあるため情報収集が欠かせません。
まだまだNFTトレカは発展途上なので、長期的な保有を視野に入れて購入するのもポイントです。
4.NFTトレカの今後の展望
NFTトレカは、これから認知度が高まると予想されます。
調査会社Market Research.comは、2021年に約16億ドルだった市場規模が、2028年には約76億ドルまで成長するという試算を発表しました(参照:Global Non-Fungible Token (NFT) Market Size, Status and Forecast 2022-2028│Market Research.com)。
さらに国内では、以下の企業が参入もしくは検討を進めています。
- 楽天
- 電通
- KDDI
- ドコモ
- メルカリ
記事内でも紹介したアイドルやスポーツ界と、資金力のある企業がタッグを組めば、さらなる認知拡大も期待できます。
またNFTトレカ購入時の手間を減らすため、新たなサービスが登場していることも追い風です。購入までのハードルが下がれば、さらに多くのユーザーが参入してくるでしょう。
5.NFTを購入・販売するならHINATAで
最後にもう一度、本記事の内容を確認しておきましょう。
- NFTの仕組みによって、唯一無二が証明されているトレーディングカード
- NFTトレカはアイドルやスポーツ、ゲームなどのジャンルで活用されている
- 購入には暗号資産とウォレットを準備し、マーケットプレイスへの接続が必要
- NFTトレカは国内外問わず、さらなる市場規模の拡大が期待されている
NFTトレカは、これから多くの人が手にすることになるでしょう。
しかし手に入れるまでのハードルは高く、手間がかかるのが現状の課題です。
もっと手軽にNFTを保有したい方のために、HINATAではクレジットカード決済で購入できる仕組みをご用意しています。
NFTが普及する未来に先駆けて、いち早くNFTを手にしたい方はHINATAのマーケットプレイスをのぞいてみてください。
2020年にビットコインを購入したのがきっかけで、ブロックチェーンやNFTに興味を持ちました。
普段は暗号資産やNFT専門の、フリーランスWebライターとして活動しています!
より多くの人にWeb3.0の魅力を伝えるべく「難しそうなことも分かりやすく」をモットーに執筆します。
個人としても、NFTやメタバースに関するブログを運営中です!
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