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『お酒とアート 〜 JAPANESE LABEL ART with NFT』日本酒のデジタルでの“嗜み”を、岐阜の蔵元「林本店」とともに世界に発信する。

Art | 2022.02.01

Text by Hinata official

  • Feature

お酒の「嗜み方」は時代の文化を反映し多種多様。
その中でもラベルコレクションは時代を超えて嗜まれています。

お酒を始めとする食べ物の「嗜好品」は、人の“好き好み”やその時代の“文化”が反映される物。
その「嗜み」の在り方は、形式や格式というルールに添ったり、それぞれの自由であったり、時代によって変わるもの変わらないもの、様々です。

その中でもお酒は飲むこと以外に、瓶やラベルのコレクションという古くから続く嗜み方の一つが確立されています。身近な例でも昭和の時代に、家の応接室に大事に飾ってある酒瓶が在ったのではないでしょうか。
​​とくに酒瓶のラベルというのは、ワインでは世界にコレクターが存在し、国内でも日本酒のラベルコレクションは昔から趣味として嗜まれていました。

お酒のラベルというのは奥が深く、その意匠には様々な意味が込められています。ワインでは生産者の名や紋章、収穫年や格付けなどの情報を示すものであり、日本酒においては明治初期に酒樽に蔵元の風土や吉祥を表した木版画の意匠を施すことから始まり、瓶に流通が変化していった昭和初期に近代印刷で刷られた「酒票」という形に引き継がれ、現代に至るまで表現は多様化していきました。

日本酒ラベルの意匠は、初期では浮世絵のような木版多色刷りで、菊や桜、鶴亀など吉祥の絵柄に迫力ある酒銘の文字で表現され、今では世界的に評価されている日本の伝統美が惜しげも無く使用されていました。その高いアート性に惹かれたコレクターが多くいるのではないでしょうか。

日本の伝統美が凝縮された日本酒ラベル。
その高いアート性を、NFTで世界に広めていきます。

HINATAでは、そのアート性に改めて着目し、デジタルの世界での可能性を広げるためプロジェクトを開始。その始まりとして日本酒のラベルアートをデジタル上でのコレクションアイテムとしてNFT化していきます。

その可能性を切り拓くパートナーである、岐阜・各務原市で創業100年の蔵元「林本店」とともに、同蔵元のフラグシップ製品のグローバル展開である『百十郎 emotion series』の発売記念として、ラベルアートのコラボNFTを配布します。

蔵元「林本店」は、日本アルプスから潤沢に湧き出る清流と、世界農業遺産エリアで栽培された良質な米を利用し、米農家でもあった創業者 林 榮一氏の「自ら育てたお米で、最高の味わいのお酒をつくりたい」という想いで1920年から酒造りを続けています。
さらに、五代目当主 林 里榮子氏は「日本酒の役割は食を通じて人と人とを繋ぎ、人々のコミニュケーションを支えること。」を理念に、日本文化の一つである日本酒を世界中の人々に届けています。

林本店の主力製品である「百十郎」シリーズのグローバル展開製品『百十郎 emotion series』は「日本文化の粋を、嗜む」をコンセプトに、5つの「粋」をテーマに日本酒を仕込み、5種類の日本の伝統文様でラベル上に表現しています。

今回のコラボレーションでは、『百十郎 emotion series』の「粋」を表現したラベルアートを通じて、
日本の文化を世界に発信するという共通のミッションをデジタル上でともに実行。日本酒の味わいだけではない嗜み方や今までのコレクションスタイルを、NFTを用いて新たな次元へと押し上げていきます。

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