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360°動かせる!次世代ホログラムディスプレイ「Illumetry IO」に3Dアセットの真価を見る
“見るだけの3D”の終焉
と言っても大げさじゃないのが、最新のホログラムディスプレイ Illumetry IO。
これまでのホログラムは「きれい!」「立体的だ!」と感動するものの、実際には“鑑賞するだけ”がほとんどでした。しかしIllumetry IOは違います。専用スタイラスで3Dモデルを360°自由自在に動かせるのです。
目の前にある仮想オブジェクトを「手に取って」「回して」「覗き込む」そんな未来感あふれるXR体験を、重い3Dゴーグルをつけなくても味わえるのがこのデバイスの魅力です。
Illumetry IOってどんなもの?

Illumetry IOは、MotionParallax3D技術と高精度トラッキングを搭載した最先端のホログラフィックディスプレイ。専用の軽量グラスをかけてスタイラスを手に取れば、まるで本物の物体を操作しているように直感的に動かせます。
たとえば、
- 人体の3Dモデルを拡大して臓器をチェック
- 建築模型をあらゆる角度から眺めて検証
- デザインレビューでその場で形を回転させて確認
これまでパソコンやスマートフォンの画面の中でしかできなかったことが、リアルに目の前で体感できるのです。
Illumetry IOの特徴

高精細な立体視とブレないリアルタイム操作
MotionParallax3D + Antilatencyで、急な動きでも滑らか。

直感的な操作感
6DoFスタイラスで「つまむ・回す・引き出し」が自由自在。

疲れにくい軽量グラス
無線・軽量だから長時間の使用も安心。

開発者に優しい環境
Unity、Unreal、Blenderに対応。SDKも完備。
他のホログラムとどう違う?
世の中にあるホログラムディスプレイの多くは「鑑賞用」。
展示会やショーウィンドウで見かけるものが典型例です。
しかしIllumetry IOは「操作して体験できる」点を明確な重点として置いています。
「すごい映像を見る」だけでなく、「実際に触れて理解する」レベルに進化させている点が、従来のホログラムディスプレイとの大きな違いと言えるでしょう。
すでに海外では教育機関や研究施設、展示会などで導入が始まっています。
想定される活用シーンは幅広く、以下のような分野で特に効果を発揮します。
どのような分野においても、一度触れて活用すれば「もう2D画面には戻れない」と感じるはずです。

教育・研究
STEMや医療教育で立体的な学習が可能。

開発者に優しい環境
Unity、Unreal、Blenderに対応。SDKも完備。

展示・アート
来場者が触れて楽しめるインタラクティブ展示。

設計・製造
CADモデルやデザインレビューを立体的に検証。
まとめ:3Dモデルを自由に動かし、体験するという未来体験
Illumetry IOは、ただ眺める3Dから「触って動かす3D」へと進化させた、次世代のホログラムディスプレイです。
教育の場では理解を深め、医療分野では安全性を高め、設計・製造の現場では作業効率を大きく向上させる。そして展示やアートの場では、人々を驚きと感動で巻き込む新しい体験を提供します。
一度操作してみれば、その直感性と没入感に驚くはず。
未来のXRは、もう“見るだけ”ではありません。「動かして理解する」時代がやってきました。
NFTプラットフォーム「HINATA」(2022年1月11日公開)